・楽器/エフェクター

木材の違いと音

2014/10/28

エレキギターの場合、弦の振動をピックアップが拾い、
誘導電流となります。その電流をギターアンプで増幅します。

では、何故、木材の違いによって音が変化するのでしょう。

エレキギター用のピックアップは
磁界の変化を電気信号に変換しています。

前提条件として、エレキギターの弦は磁界を変化させる
材質の弦でないと不適正ということになります。

エレキギターにアコースティックギター用の弦を張っても、
弦の種類によっては、エレキギター用のピックアップが
うまく信号に変化させれないのです。

アコースティックギター(エレアコ)はピエゾピックアップという、
磁界の変化ではなく、振動を電気信号に変化させているのです。

話をエレキギターに戻します。

弦の動き(振動)が、ピックアップの磁界を変化させ、
それを電気信号に変換しているのなら、
なぜ木材の違いによって音が変化するのでしょう。

弦を弾くと弦が振動します。

弦の振動は弦の両端であるナットとブリッジから
ネック、ボディへと振動が伝わります。

この振動が再びナットとブリッジを介して弦に伝わります。
そして弦の振動はより複雑なものとなります。

この、弦から材、そして再び弦への振動の伝わりが
サステインに影響している事は想像に易いですね。

これが、ギターの材やパーツが音に影響している一つの理由です。

二つ目は、ボディが振動するとボディに取り付けられている
ピックアップ自体も振動する事になります。

弦の振動。
ピックアップの振動。

この2つの振動によってピックアップと弦の関係は
より複雑な磁界の変化を生みます。

Aは動いてBは固定。
Aも動いてBも動く。

どちらがより複雑な変化なのかです。

弦は金属であり、ピックアップは磁界を作っています。

この磁界の中を金属弦が動くと、磁界に変化が起こり、
その変化はピックアップで電気信号(誘導電流)となります。

ギターのパーツや木材・塗装によってエレキギターの音は変化する。

あまりに安価なギターをピックアップ交換やサーキット交換だけで
ある一定以上に良くしようと思っても限界があることの理由でもあります。

何もしないよりはましかも知れませんが、
投資した効果が十分得られるかと聞かれれば、
そのギターのポテンシャルによる。ということになります。

また、言い換えれば世の中に同じギターは存在しないことになります。

同じメーカー、同じ機種、同じ色でも、
使われている木材は同じではありません。

木の部位の違いや道管、節、水分含有量や質量など
厳密にいえば同一ではありません。

バッカス BST-350R LPB
写真中央の青のギターはネットで2万円前半のギター。
写真左手のギターは当時20万円後半のギター。
どちらも私は好きです。

ブランドが音を出しているのではないので、
ブランドに全くこだわりの無い私。

自分の好みだったらそれが全て。
音が好みの場合もあるでしょうし、弾き心地が好みの場合も。
色が好みでも構わないと思います。

どんなに安価であっても、高価であっても、
そのギターは世界でただ一つのギターなのです。

前半と後半では内容が矛盾していますが、
「良い材=好みの音」とも限りません。(^^)

何かの参考までに。

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