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最近のPCサウンド 2

昨日はASUS P8Z77-M PRO(Realtek ALC892)、ASUS Z87M-PLUS(Realtek ALC887)、Sound Blaster X-Fi Titanium HD、Steinberg UR28Mを使って44.1kHz/16bitでの特性を測定してみました。

44.1kHz/48kHz/96kHzのそれぞれで16bitと24bitを測定しているので
サマリとノイズレベルの測定結果を列挙してみたいと思います。

4424.png
44.1kHz 24bitでのサマリです。

ns4424.png
Noise level測定結果 44.1kHz 24bit

Sound Blaster X-Fi Titanium HDは元々良い値ですが、
16bitより24bitの方が更に結果が奮います。

4816.png
48kHz 16bitでのサマリです。

ns4816.png
Noise level測定結果 48kHz 16bit
ダイナミックレンジはノイズと信号の差なので
サマリでも概ね同じ値になっていると思います。

4824.png
48kHz 24bitでのサマリです。

ns4824.png
Noise level測定結果 48kHz 24bit
やはりSound Blaster X-Fi Titanium HDは24bitでの値が良いですね。

使っている方は24bitで使用しましょう。(^^)

9616.png
96kHz 16bitでのサマリです。

ns9616.png
Noise level測定結果 96kHz 16bit

9624.png
96kHz 24bitでのサマリです。

ns9624.png
Noise level測定結果 96kHz 24bit
今回の測定で3年前のマザーボード&サウンドチップの
組み合わせより値が良いことからその進歩が伺えます。

また、オンボードチップと別途用意したサウンドボード、
外部オーディオインターフェイスと比較することで
ある推測も生まれます。

Sound Blaster X-Fi Titanium HDは2010年5月に発売されたボードですが、
今回の測定結果のサマリを見るととても良いものだと思います。

しかし、測定結果のグラフを見ると、低域、特に500Hz以下では
オンボードチップであるRealtek ALC892、ALC887に近づいています。

100Hz以下では更に顕著になっています。

オンボードであるRealtek ALC892、ALC887と
パソコンのPCI Expressバスに増設された
Sound Blaster X-Fi Titanium HD。

USBケーブルでパソコンと接続されてはいるものの、
外部インターフェイスであるSteinberg UR28M。

UR28MがDTM用のオーディオインターフェイスとして
専用設計されていることを差し引いても、
パソコン内部は低域のノイズが多い環境ではないかと
推測することもできます。

もっと安価なオーディオインターフェイスでも
パソコンの内部と外部では同じような傾向になるのか
興味があります。

しかしその為だけにI/Oを買う訳にもいきません。(^^;

結論:
・数値だけでは判らないというのは本当だ。
・オーディオI/Oは外付けの方がノイズレベルや
ダイナミックレンジの面で有利というのはどうやら本当らしい。

なにを今更的な結論です。(^^)

参考:それぞれのまとめ

ns892.png
Realtek ALC892(ASUS P8Z77-M PRO) Noise level測定結果まとめ

ns887.png
Realtek ALC887(ASUS Z87M-PLUS) Noise level測定結果まとめ

nssbhd.png
Sound Blaster X-Fi Titanium HD Noise level測定結果まとめ

ns28.png
Steinberg UR28M Noise level測定結果まとめ

あくまで私の使用環境での測定結果であり、
測定環境によってはこれ以上にも以下にもなり得ます。

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