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マイクテスト

2014/10/22

先日、コンデンサー型マイクロホン RODE NT1-A について書きました。
今回は我が家にある数本のマイクをテストしてみました。

テストしたマイク
テスト方法は、電子ピアノYAMAHA P-120Sを、
パワードスピーカー ONKYO GX-D90 に接続してマイクで集音しました。

ダイナミック型マイク メーカー不明 激安品
まずは、メーカー不明の激安品。
私が高校生の時にどこかで買った数千円の品です。

メーカー不明
音がガサガサしています。(^^;

感度不足のせいか、入力レベルを相当上げないと
適正な音量で録音できません。

音源に近づけると近接効果で低音が強調されるので、
ボーカルで使ってもモコモコとした印象となるでしょう。

8kHzは音源によるものですが、
それ以上はヒスノイズとハーモニックディストーションが
高域に乗っています。

ダイナミック型マイク オーディオテクニカ AT-VD6
オーディオテクニカのダイナミックボーカルマイクロホン AT-VD6 です。
もう10年以上お遊び用として使っています。
周波数特性は、60~15.000Hz 感度は-52dBで単一指向性です。

オーディオテクニカ AT-VD6
ダイナミック型マイクなので、特性は先のマイクに似ています。

しかしこのマイク、ハーモニックディストーションもそうですが、
高域のヒスノイズが酷いです。

これは、スピーカーからの出音を比較的小さい音で鳴らしたため、
マイクの入力レベルを相当上げていたことによるものです。

音は激安マイクより良いのですが、
感度の問題からヒスノイズに悩まされます。

ボーカルではウィスパーボイス、ギターでもアルペジオなどの
音量が小さいフレーズでは、音量を上げたときノイズが気になります。

AT-VD6の名誉のため補足すれば、
大きな音量を録音する際には全く問題ない良い音です。(^^;

コンデンサー型マイク RODE NT1-A
コンデンサー型マイクロホン RODE NT1-A です。

周波数特性は 20Hz~20kHz、S/N比88dB(SPL)となかなか。
最大SPLが137dBなのでアンプの集音も大丈夫かな?
取り扱いにさほど神経質にならなくて良いところがお気に入りです。

RODE NT1-A
ダイナミック型の測定結果と異なり、
2.5kHz以上でレベルが落ちているように見えますが、
電子ピアノのPCM音源を鳴らしているので、
これが実際に一番近い波形だと思います。

高域の倍音等の歪、ヒスノイズが皆無です。
特性もフラットのように見えます。

ただ、この特性が音が平たく感じたり薄く感じたりする
要因でもあるのかも知れません。

昨日も書きましたが中高域は上位機種が「豊か」です。

スピーカーよりの音量が小さいという、
マイクにとっては厳しいテストですが、
このマイクは余裕で拾ってくれます。

囁くようなボーカルやギターのアルペジオにはもってこいです。

ポータブルハンディーマイク ZOOM H2
最後は、ハンディーレコーダー ZOOM H2 です。

会議の録音や、音声メモ、アイディアメモ、
ギターの録音といつも大忙しの H2 です。

オーディオインターフェイスとしても使えるので、
使い道は人によって多種多様といったところでしょう。

ZOOM H2
前面90度(後面は120度)を使用して録音しました。
(余談ですが、前後で360度の録音もできます。)

高域にノイズはありません、立派です。
感度切り替えがあるので、比較的小さな音量でも良く録れます。

高域はNT-1Aに負けますが、低域では勝ちます。
高域はVD-1に勝ちますが、低域では負けます。
音の聞こえ方は VD6とNT1-Aとの中間的な感じでしょうか。

こんな感じで、我が家のマイクのテストをしてみました。

感想ですが、ボーカル録音ではダイナミック型は
声量のある方が向いているのかなと思いました。

楽器で言えば音量のある管楽器、ドラムやアンプなど。

コンデンサ型はピアニシモが得意なようなので、
ボーカルでいえばバラード、楽器でいえばフルートなどの
管楽器や弦楽器、ピアノも強弱が大きいので向いていると思います。

たとえば、ギターアンプを録る場合、
元気良く歪ませたマーシャルでは
ダイナミック型が合うような気がしました。

音の塊感ではダイナミック型でしょうか。

逆に強弱が繊細なクランチやクリーンには
コンデンサ型の方が合う気がしました。

マイクもなかなか面白い「楽器」だと思います。

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