・楽器/エフェクター

ピックガードとサーキット

2014/10/25

ギターのピックアップ交換における配線図については、
シングル・ハムと以前に書きました。

今回はピックガードとポット等について書いてみます。

いわゆるストラトタイプのギターのピックガードには
幾つかの種類があります。

ピックガードネジ穴の数
まずは、ボディに取り付けるネジ穴の数です。
これには8点タイプと11点タイプがあります。

ピックアップやセレクター、ポットを取り付けるネジ穴を除いた数となります。

このバッカスのストラトシェイプは11点のタイプですね。
また、何層のピックガードかを示す「プライ」があります。

例えば、1プライなら白一層。
2プライなら白に黒の縁取り、3プライなら3層になっています。

ピックガード 3プライ
これはバッカス Bacchus BJB-400M です。3プライですね。

ピックガード 3プライ
これはバッカス BST-350Rです。これも3プライでした。

更には、ピックガード裏にノイズを軽減させる加工も
無し、ピックガード全体、サーキット部分だけの3種類があります。

ピックガード裏側の加工
購入時のバッカスはサーキット部分のみノイズ対策されていました。

ピックガード裏側の加工
それを自分で裏面全部にノイズ対策しました。(^^;

記事にも書いていますので興味があるかたはどうぞ。
そして、ポット穴の大きさです。

ポットとはボリューム、トーン等をコントロールする部品を指します。

ギター用ポット
バッカスのギターを改造した記事に書いたように、
ポットには24mm(アメリカ製)と16mm(国産)ではポットの大きさが異なります。

また、シャフトの太さの違いにより、ピックガードの穴の大きさも異なります。
国産に多いミリサイズでは穴の大きさは8mm、アメリカ製では9.5mmです。

最近では国産ポットでも24mmインチサイズがありますが、
ポットをピックガードに固定するナットの内径を測れば判断できます。

径が異なればピックガードの穴を大きく加工しなければなりませんし、
グラグラならナットが緩みやすく、ポットが空回りして配線が切れてしまいます。

バッカス BST-350R サーキット
更に国産ポット(16mm)が取り付けられていたギターに
24mmポットを取り付けようとすると、ギターのザグリ
(加工穴)にポットが治まらないこともあります。

Aカーブ、Bカーブ
ポットの抵抗値もシングル用の250kΩとハムバッカー用の500kΩがあり、
ポットを回した時の特性にカーブAカーブとBカーブがあります。

図は聴覚上のカーブを示しています。

Aカーブ・Bカーブの表記場所
見分け方はトーンポットやボリュームポットの裏側に
印字されていることが多いです。

A、Bの違いやコンデンサーの容量については、
ピックアップ交換 3を参照ください。

参考までに、
ピックアップの交換やサーキット関連について書いた記事をまとめておきます。
ピックアップ交換 1ピックアップ交換 2ピックアップ交換 3
ピックアップ交換 4ポラリティ(極性)

ポットも実に様々です。

ソロとバッキングで音量差を付ける時のガイドとして、
8の位置にクリックがあるもの。

ボリューム0でも音が出てしまう現象に対して残留抵抗を改善したもの。

フルテンでも若干の抵抗を受けるので、
フルテンで抵抗をパスして音質の改善を図ったもの。

フェンダー TBX トーンコントロール
ハイパス、ローパスフィルターとして機能するもの。
TBXトーンコントロールがこの部類ですね。
タップスイッチとして使えるもの。

ざっと書いてもこれくらい、この他にもまだまだあります。

ピックアップセレクター
最後にピックアップセレクターですが、これも配列の違いによって2種類。

さらに3点タイプと5点タイプの種類があるので、
一般的なもので4種のなかから自分のギターに
合うものを選択することになります。

写真では左が国産タイプ、右が外国産と呼ばれるものです。

これもポットを同じく、今ではどちらも国産でありますので、
昔はどうであったかの呼称が今でも続いているという感じです。

配列の違いは配線でどうにでもなりますが、
どこへ何を配線したら良いか判らない場合は、
同じタイプを買って同じ様に配線するのが良いですね。

今回はストラト系のギターでのピックガードや
電気パーツについての基本事項を簡単に書いてみました。

何かの参考までに。

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