・楽器/エフェクター

バッカス改造

2014/10/22

今月購入したバッカス BST-350Rに、
昨日購入したフェンダー TBXトーンコントロールを取り付けます。

バッカス BST-350R サーキット
バッカスBST-350Rのサーキット回路は少し特殊でした。

5WAYスイッチは良く見るタイプではありませんが、
配線は日本製セレクターと同じかもしれません。(未確認)

一般的な楽器屋さんに置いてあるものと視覚的にも異なります。

ポット類が外国製にあるような24mmではなく、16mmポットみたいです。

バッカス BST-350R サーキット
CTSやスイッチクラフト等の24mm製品の大きさと比べると小さいです。
バッカス BST-350R ピックアップ
ピックアップは、裏面にマグネット板があるタイプです。
ということは、磁力が強いということなのでフェライトマグネットです。

フェライトはセラミックマグネットとも言います。
磁力が強いと巻き数が少なくてもパワーを稼げます。

巻き数は多いとパワーは上がりますが高域特性は落ちます。

たぶん、コストの関係からセラミックマグネットを利用した。
→磁力が強いので裏面配置にした。→構造が単純→コストに貢献。
→磁力が強いので巻き数を少なく出来る。→コストに貢献。
結果、本家より高音にパワーがあるように感じれる音となった。

こんなところでしょうか。
だけど、私はこのピックアップ結構気に入ってます。

ライブなどでアンプで歪みや音量を稼ぐような使い方には
向いてないのかも知れませんが、スタジオや家で弾いたり、
アンプシミュレータを利用したDTM用途には必要にして十分です。

ここまで分解して感じたことは、サーキット類や
ピックアップにコスト削減の努力が伺えます。

指板の処理にコスト削減が伺えます。
これは良い意味ではありません。

ネックの材は重みもあり密度も良いようです。
ネック裏はグロス塗装処理がしてあり弾きやすいです。
ボディのアルダー材は密度が良いのでしょうか重いです。

総じて、初心者が手を出しやすい価格にするための
努力が伺えますが、木材がしっかりしているようなので、
慣れてきて不満があるようならサーキットとピックアップを
交換すれば良いと思います。

結果割高となりますが、楽しみがあります。
要はイニシャルコストにどこまで投資できるかでしょう。

バッカス BST-350R サーキット
バッカスBST-350Rのザグリです。
TBXトーンコントロールを取り付ける際、注意事項が3つありました。

まず1つめ。
上の写真の赤枠内にTBXがギリギリです。
正確にはボディに若干当たってしまいます。
ザグリが1mmでもズレていると無理な組み込みとなってしまい、
組み込み後にシャフトが斜めになり、上手く回りません。

もしかしたら、
私のがズレているのかも知れませんが、とにかくギリギリです。
TBXトーンコントロールは真ん中に付けるのが良いです。

2つめ。
TBXトーンコントロールのシャフトが太く、
ピックガードの穴を2mm程度大きくしないと通りません。

3つ目。
ピックアップセレクターの形状が特殊なため、
TBXトーンコントロールに付属の配膳図が役に立ちません。

これは、セレクターを交換することで単純に解決しました。

ギター用電気パーツ
奥にあるのがTBXトーンコントロール、
配線が付いているのがバッカスから取り外したもの。

手前のポット2つが一般的な大きさのポットです。
個体の大きさやシャフトの太さ等が見て取れます。

コンデンサー ビタミンQ
改造ついでに、フロントピックアップのキャパシタを
ビタミンQに変えてみました。

更にサーキット内の配線をベルデンでやり直しました。

さて、サーキット回路の改造が終わった
バッカス BST-350Rですが、その音は如何に。

まずはTBXトーンコントロールの効き具合ですが、
1~4のハイカット、いわゆる通常のトーンは
グイッと効く男らしい効き具合です。

6~10のローカットは穏やかに軽く効く感じです。

あまりトレブリーな印象にならないところは、
さすがフェンダーというところでしょうか。

アンサンブルの中で抜けが悪いときにローカットを使うと、
エッジが立つ感じで前にくる音になります。

クリーントーンはコーラスとディレイを掛けて、
センタとリアのハーフで弾くと、そうとう気持ち良いです。

ちなみに、TBXトーンコントロールは
添付の配線図のとおりに結線すると、
センターとリアに対して有効になります。
フロントは今までのポットでトーンをコントロールします。

結論:
・ハーフトーンが私の好きな音になった。
・ザグリの関係でTBXを真ん中に設置したが、
設定を変えるときに近くて便利、結果オーライ。
・回路が一つ増えた分ノイズも多少増えた。

クラプトンモデルのピックアップにノイズの少ない
機種を持ってくる理由は、ミッドブースター回路や、
TBXトーンコントロール、ブレンダー等、サーキットが
多いので、ノイズが乗りやすいのかも知れませんね。

何かの参考までに。

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