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サビ落とし

ギターメンテナンスについて、以前の記事ギターメンテ(リンク付)で
書きましたが、今回は経年劣化が進んだ際について。

KURE 5-56
その際に必ずメンテを行うことと思いますが、厄介な「奴」がいます。

サビです。

こいつはかなりの曲者です。

こいつのお陰で要らない音まで出てきますし、
ほっとけば仲間も増やしていくのです。(ウイルスかい!)

そこで楽器屋さんには売っていませんが
一度はお世話になったことがある、あると便利、一家に一台CRC。

まず、トレモロ等、サビの付いたパーツを分解します。

特にブリッジ関係はパーツ数が多いですがネジ1本単位まで
分解します。(あとで困らないように組み方を覚えておきましょう)

そして、深めの容器にKURE5-56をたっぷりと
パーツが漬かるまで豪快に吹き付けます。

遠慮や躊躇してはいけません。

もったいないとも思ってはいけません。(^^♪
一晩、入浴タイムです。・・・・zzz

漬かっている液を見てみてください。
たぶん、サビが解けて茶色になっています。

入浴だけで落ちなかったサビは、
柔らかい歯ブラシでゴシゴシ落としましょう。

ここまでの作業でサビはかなり落ちたと思います。

油が気になる方は、水で洗ってドライヤーで
乾燥してください。水分が残っているとサビのもとです。

写真にある FERNANDES 946 で更に綺麗にすることもできます。
ただし、946はコンパウンドなのでゴールドパーツ等のメッキ等不可です。

綺麗にふき取らないと946の成分で曇った感じになります。
その際は手間ですがもう一度洗って乾燥します。

更に同社「956」でコーティング処理するとなお良しです。
(私はそこまでこだわりませんが)

また、SCRATCH MENDER 946(正式名)はフレットも磨けます。

この効果はてきめんです。
明るい響きを簡単に取り戻すことができます。

指板に付くと面倒なので、マスキングテープ等で処理を
すると良いでしょう。私は面倒なのでビニールテープで
代用しています。(^^;

フレットは研磨剤の入った歯磨き粉でも代用できます。
香りを楽しみながら少し長めにフキフキしましょう。(^^♪

マスキングはお忘れなく。
作業は慎重に自己責任でお願いします。

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