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アースの種類

過日、家庭用コンセントについて書きました。
今回はこのブログで再々出てくるアースについてです。

アース記号の種類
アースの記号は挿絵のとおりです。

下線三角のマークは地面と接地しているアースで接地アースです。
これに丸が付くと保安用、すなわち漏電防止用接地アースとなります。

主に洗濯機やレンジなど水周りの機器やコンセントに出てくる記号です。

そして下三本線のマークはシャシー(機器の筐体)やフレームのアースです。

これは機器間の電位差を均一にするためや、信号用に使用されるアースです。
平成17年PL法と合わせて内線規定が改訂されました。

特定機器のコンセントは接地極付きコンセントが義務となります。

特定機器とは、電気洗濯機、電気衣類乾燥機、電子レンジ、
電気冷蔵庫、電気食器洗い機、エアコン、温水洗浄式便座、
電気温水器、自動販売機です。

これらは接地極付き、つまりは保安用アースの接続が必要ということです。
どの電気製品も水または水周りの電化製品で感電防止の為のアースです。

これまでは「勧告」でしたが、改訂により「義務」となりました。

その他の改訂内容は、
・住宅に施設する200Vコンセントは接地極付きコンセントの施設が義務化
・住宅以外に施設する200Vコンセントは、接地極付きコンセントの施設が勧告
・単相3線式分岐配線に用いる100/200V併用コンセントは、
接地極付きコンセントの施設が勧告
・屋外や台所に施設するコンセントは接地極付きコンセントの施設が勧告
・上記以外の住宅に接地するコンセントには接地極付きコンセントの施設が推奨

改訂の内容は大きくこのような感じです。

大切なことは危険防止の為の改訂なので素人が配線工事をしてはいけません。
安全対策の改訂が台無しです。

電気配線を工事は資格を有する者でないと出来ないと法に定めてあります。
電気工事士の資格を有した人が工事を行います。

電気工事を行う届出を出している業者さんに頼みましょう。(^^♪

現実問題として、
接地アースを取らないといけない機器にアース線がなかったりますが・・・。
そしてDAWで録音するときにアースをつなぐとノイズが混入したり・・・。

それでも安全が一番ですね、何かの参考までに。

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