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脳を裏切る

人が興味を持ち惹かれる時とはどのような時なのでしょう。

人間の脳は過去の経験から「予測」することができます。

先を予想するのは右脳の働きによるもので、
直観的思考といわれます。

物事を組み立てたり設計するのは左脳で、
論理的思考といわれます。

興味を持つということは、脳が予測した結果や
未来が裏切られたときかもしれません。

ある場面でこの人は冷たい人と過去の面識から左脳が判断し、
右脳がこの場面ではこの人はこう行動する。

この脳の予測(期待)と異なる行動を「この人」が取ったとき、
脳は「この人」に対して今後のために予測精度を上げるべく
興味を持つのかもしれません。

言い換えれば、脳の期待がいい意味で裏切られたときに
人はそのことに興味を持つといえるのでしょうか。

これらは音楽に興味を持つことや
曲に興味を持つことにも当てはまるのでしょうか。

その曲の調及びテンポ、メロディ、コード構成、楽器編成、
アレンジ、リズム、それぞれの音質、全体の音質。

これらを脳が過去の情報から先の展開を推測(期待)しながら聴いており、
これが裏切られたときにその曲に対して興味を持つのかもしれません。

調、テンポ、メロディ、コード構成、楽器編成、
アレンジ、リズム、それぞれの音質、全体の音質。

曲を作るときにそのどれで聴く側の脳の予測(期待)を裏切るか。

脳にとっての興味は意外性によるものなのでしょう。

逆に普遍的なものへの期待であれば、その期待に沿った方が
聴き終わったあとの印象が良い場合もあるので難しいです。(^^;

書いていて思ったのですが、
曲を作っているときは直観的思考の右脳が働いており、
曲を仕上げている時は論理的な左脳が働いているのでしょうか。

私はミックスしているときが一番疲れるので、
どうやら左脳を使うことは苦手なようです。(^^;

コメント

  1. REACH_rh より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    左利きな方は右脳が発達しているらしいですね
    ちなみにMixは "左聴覚" をどう刺激するか(右脳への刺激)によって
    印象がかなり違うようですねぃ( ̄▽ ̄)

  2. Junpei より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    こんにちは!初コメします。
    自分が聴いたことがある曲を求める人と、
    聴いたことがない曲を求める人がいますよね。
    リスナーとして、どちらが楽しいかと言ったら、
    予定調和じゃないほうがいい気がしますね。
    なので、正しいのではないかと。

  3. MOMODON より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    REACH_rh さん、おはようございます。
    なるほど。
    左の聴覚を刺激する、ですか。
    すんなりと腑に落ちました。(^^)
    バンドサウンドの場合、ハットの定位が左に寄っている曲で、
    16ビートのハットが気持ちよくオープン&クローズしている
    曲を聴くと何ともいえない楽しい気持ちになってくるのは
    そのせいでしょうか。(^^)

  4. MOMODON より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    Junpei さん、おはようございます。
    そしてコメントありがとうございます。(^^)
    曲を聴いていて意外な展開があると引き込まれますよね。
    曲を作るときにどこに意外性を持ってくるか
    いつも悩みます。
    何か起こりそうな流れでじつは何も起こらない
    というのも案外面白いと思ったのですが、
    「何か起こりそう」に持っていくのが難しいですね。(^^;

  5. cowboy より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    おはようございます?。
    最近は曲のアレンジとかミックスはパパっとやってしまうんで、こういう記事を読むと反省してしまいます(^_^;)
    ちなみに僕は右利きなんですけど、高校の時から練習して左手で御飯食べたり、字書けるようになりました。
    なので僕の脳は毎回混乱しているでしょうね(笑)

  6. MOMODON より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    cowboy さん、こんばんは。
    私も左手で箸を持てるようになろうと
    挑戦したことがありますが、
    あまりに無作法な状態になったので止めました。(^^;
    cowboyさんは器用そうなのでバランスの良い
    使われ方をしているのだと思います。
    もちろん努力の結果であると思いますが。(^^)

  7. しろくろ より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    私は作曲や編曲時に「違和感」をどう演出するかを考えています。
    拍頭のキックを抜いてみたりブレイクを奇数拍で入れたり、さりげなく左右の定位を入れ替えたりと試行錯誤の日々です。
    最近は聞き手側もそういった演出に慣れてきてしまっている為か、すんなり聞き流せてしまう曲が増えてきているように思えます。
    私の感覚では「ん?」と思う時は少し前に乗り出すので、イントロや曲始まりの早い段階で違和感を与え曲に入って貰い、2番の入り辺りの少し飽きてきそうな所でもう一度、ラスサビでもう一度位を意識して違和感を感じるようなポイントを作っているつもりです。
    上手いアレンジは違和感と予定調和の使い方にあると個人的には思っているのですが、違和感あり過ぎると見離されてしまうので加減が難しいですね。

  8. MOMODON より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    しろくろ さん、こんばんは。
    私の場合はドラムトラックをVST音源で行っているので、
    なるべく単調にならないように気をつけていますが、
    どうしてもゴーストノートやハットの微妙なユレ加減が
    いつもうまくいきません。(^^;
    アレンジはなるべく簡単なものにて
    クドさが出ないようにしていますが、
    反面、物足りなさも残るので音色を重ねて
    厚みを出すようにしています。
    曲作りって正解がないだけに難しいですね。(^^;

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